私は大学3年から4年になる頃に就職活動をしました。当時、大学の先輩が就職活動するのを見ていて、ついに自分の番が来たのかと思いましたが、それまで3年間漠然とどんな職業に就きたいのかを考えながら過ごしてはいたものの、いざ実際その時が来ると結局行きたい道は定まっておらず、色々な業界の会社をバラバラと受けていました。合同セミナーや大学に企業の人が来てくれる説明会にも参加しましたが、なかなか思うようには進まないものです。
6月には教育実習で2週間全く就職活動が出来なくなることが決まっていましたので、なんとかそれまでに、という思いで色々な会社の説明会に参加し続けていました。
4月になると一つ上の学年の人達が新入社員となりました。桜の舞う中を行く人の中に、胸を張って新しいスーツに身を包み、先輩社員に連れられて歩いている人達を沢山見ました。その脇でリクルートスーツで見えない一年後を模索している自分。なんだか寂しい気分になりました。ちっぽけな自分。いつまでこの職探しは続くのかな。自分に出来ることってなんなのだろう。そんなことを考えて心が折れそうになったことを今でもよく覚えています。
今思えば本当に小さなことですが、当時の私にとっては深い悩みでした。そんなことも一通り経験できたことが今の人生の糧になっているのでしょう。就職活動は就職先を見つけるのはもちろん、それまでに色々悩む時間を持つことに意味があるのではないかな、と今では思います。